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質量スペクトル
Updated : 2009.06.08
Observation date : 2008.06.02

月を起源とするイオンの観測が、MAP-PACE(プラズマ観測装置)によって行われ ました。PACEを構成するIMA(イオンの質量分析器:主に月面方向から飛来する イオンを観測)によって得られた質量スペクトルから、月起源のイオンには少 なくともHe+(ヘリウムイオン)、C+(炭素イオン)、O+(酸素イオン)、Na+(ナトリウムイオン)、K+(カリウムイオン)が含まれることが明らかになりました。

これまで月周回軌道上でイオンの質量分析が行われたことは無く、 MAP-PACE-IMAによる観測が世界初です。地上からの望遠鏡による観測で月には 極めて希薄なNa(ナトリウム)大気とK(カリウム)の大気があることは分かって いました。ですのでNa+(ナトリウムイオン)とK+(カリウムイオン)が検出され ることはあらかじめ予想していましたが、今回のかぐやの観測でHe+(ヘリウム イオン)、C+(炭素イオン)、O+(酸素イオン)も月周辺に存在するということが 初めて明らかになりました。

以上の結果は、Geophysical Research Lettersにて誌上発表しました。
(Yokota et al., GRL, published 5 Jun. 2009)

当該のデータ処理は、PACE機器チームが実施しました。

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