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初期データ(2/2)-「かぐや」の重力異常図がもたらす新しい知見 : 月の二分性の起源-
Updated : 2008.04.16
Observation date :
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月の裏側は、アポロ盆地のように同心円状の重力分布で特徴づけられることが判明しつつあります。一方、月の表側の盆地では、晴れの海のように一様な分布をしています。

このように、表側と裏側ではっきりとした重力異常の差が表れたことは大きな発見で、地下の構造や形成の歴史が異なっていたことを表しています。観測データが増えれば、重力異常図をもっと多くの地域でより正確に表側と裏側の違いを含めて描くことができるようになります。

「かぐや」がもたらす最新の観測データは、月の起源と進化の研究に大切な役割を果たすと考えられています。また、高精度の月重力場情報は、将来の月探査ミッションにも役立つと期待されています。

※月の二分性: 表側と裏側の間で、地殻の厚さや海の分布に明らかな非対称があることを月の二分性といいます。

当該のデータ処理は、RSAT/VRAD 観測機器チームが実施しました。

※RSAT/VRAD観測機器チーム: 九州大学 (RSAT主研究者)、国立天文台 (VRAD: VLBI衛星電波源主研究者)、宇宙航空研究開発機構などの研究者が参加

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