ふりがな
月磁場観測装置(つきじばかんそくそうち)(LMAG)の初期(しょき)データ

2007年(ねん)10月(がつ)29日(にち)に、初期機能確認(しょききのうかくにん)の一環(いっかん)として月磁場観測装置(つきじばかんそくそうち)(LMAG(えるまぐ))による観測(かんそく)を実施(じっし)しました。その後(ご)のデータ処理(しょり)を経(へ)て、月(つき)の磁場(じば)を計測(けいそく)するために十分(じゅうぶん)な精度(せいど)(0.1nT(ナノテスラ)以下(いか)、1nT(ナノテスラ)は日本(にほん)における地磁気強度(ちじききょうど)の約(やく)10万分(まんぶん)の2)を持(も)っていることを確認(かくにん)しました。
今後(こんご)さらに各種(かくしゅ)チェックを進(すす)めて、月面(げつめん)の微弱(びじゃく)な磁場分布(じばぶんぷ)を観測(かんそく)します。

マスト進展状況
マスト伸展状況(しんてんじょうきょう)(10月28日)[世界標準時(せかいひょうじゅんじ)]

a:マストの伸展(しんてん)を示(しめ)すカウンタ値(ち)
b:マスト先端(せんたん)での磁場(じば)の測定値(そくていち)


磁場観測データの例
磁場観測(じばかんそく)データの例(れい)[日本標準時(にほんひょうじゅんじ)]
(平成19年11月5日、月表側(つきうらがわ)、赤道付近(せきどうふきん)、日陰時(ひかげじ)に測定(そくてい)